岩波文庫「君たちはどう生きるか」を読んで
岩波文庫「君たちはどう生きるか」を読み終わった。
漫画は読みやすかったけれど、原作とは違うのだと思った。
当然だけれど。
入門としては漫画版はとても良い。
でも漫画を読んで関心を持った人はぜひ原作も読んだらいいなと思った。
映画を作る人についても思うけれど、
原作をそれぞれの形にまとめるのは大変なことだと思う。
その人それぞれの大切にしたいこと、伝えたいことをはっきりさせないと
作品は出来上がらない。
漫画版の最後の場面、
友だちを裏切って、もうだめだと思った主人公が
勇気を振り絞って学校に行くというところが、
現代風のアレンジなのかな。
自分がとにかく行動を起こさないと何も始まらないというメッセージなのかな。
さて自分はどう行動を起こそうか。