親戚ではあるカトリックのシスターに2年ぶりに会いに行った。
会いに行った翌日が誕生日で、88歳になるとのこと。
「死ぬまで生きるしかないからなあ」
快活で、活動的だったシスターが、何かというとそう言われる。
なぜ自分が今生きているのかもわからないといったようにも聞こえる。
同じくシスターであったお姉さまを亡くして3年。
その時は元気もなくなって、認知症も始まったかと危ぶまれたが、
今年は私にはそう思えなかった。
「死ぬまで生きる」
本当にその通り。そしてとんでもなく深い重い。
死ぬまで、どうやって生きる?
突きつけられる。