スーパー・ブルー・ブラッドムーン

昨晩は皆既月食。地球上でのスーパー・ブルー・ブラッドムーンは日本では約35年ぶりだが、アメリカでは150年ぶり。確率的には265年に一度とのことだそうだが、確率のことをある程度知っていないとよくわからない数字なのではないかと思った。

天文学的なことは置いておいても、3年前は12分しかなかった「皆既月食天体ショー」が、今回は1時間17分。計算上は1時間47分が最長とのことなので、なかなか稀有な体験なのだと改めて思う。30分の差は、今回はスーパームーンだったからなのだろうか。(記事が見つけられなかったので)

月が欠けていくとき、太陽と地球と月の位置的関係が頭の中に浮かんできて、不思議な気持ちになる。

そうこうしていたら、今度は、大学生時代の仲間たちのLINEが大賑わい。鹿児島や広島は全く見えず、関西は見えてたけれど、途中で見えなくなったり。関東の仲間はきれいな写真を送ってくれていた。その中には1月1日のスーパームーンの写真も送ってきて、何故だろうと思ったが、後からその意図は色の違いを見せたかったということだと気づく。50過ぎの理科好きな仲間たちの、学生時代のような大騒ぎ。学生時代から今に至るまで、空を見上げる時は興奮する仲間たちなのか、LINEに載せる時に学生気分になるのか。いずれにせよ、いろいろなところで、同じ月を見て大騒ぎしている姿は、客観的に見たら面白いだろうなと思った夜だった。